和漢日和編集長    出田

おうち時間を楽しむピクルス作り

 

皆様こんにちは、「和漢日和」編集長の出田です。

 

このところのおうち時間、皆様いかがお過ごしですか。

 

おうち時間で頭を悩ますのが、毎日の献立ではないでしょうか。

 

我が家でも外食することがなくなり、朝昼晩の食事作りに

 

追われる毎日です。

 

そこで今回は春にオススメのお手軽薬膳ピクルスを作りました。

 

栄養バランスもとれ、食卓やお弁当の色どりが豊かになるので是非お試しください。

 

 

春=青(緑)の食べ物

 

 

冬の間は老廃物が体の中に溜まりがちで、溜め込んだ老廃物や毒素を

 

酸味で体のめぐりを整え、しっかりとデトックスすることで

 

スッキリとした春を楽しめます。

 

 

 

漢方の基礎理論である「五行説※」の考えでは、春=肝=青(緑)の食べ物を

 

摂ることで、内側から健康ケアに働きかけるとされています。

 

春野菜である春キャベツ、アスパラガス、スナップエンドウなど緑(青)の野菜を

 

ピクルスにすることで、お酢に含まれるクエン酸がストレス解消にも

 

大きく役立つと言われているので、生活や環境の変化が多い春におすすめです。

 

 

春野菜を使った、ピクルスレシピ

 

材料

・スナップエンドウ 6個

・茹で筍(穂先) 6個

・人参  5,6個

 

各材料を入れ物の大きさに合わせてお好みで切っておく。

※人参は花形に抜きましたが、短冊切りでもいいです。

 

基本のピクルス液

・水…300g 

・酢…100g 

・はちみつ…大さじ3

・塩…小さじ3 

・クミン、コリアンダーシード…少々

 

①スナップエンドウの筋を取り除き良く洗う。

 

 人参は皮をむき、5ミリくらいの輪切りにして花形に抜く。

 

 野菜が揃ったらキッチンペパーで水気を拭き取る。

 

 

今回は春野菜ということでこの3種類を用意しましたが、新ごぼうなどの根菜や

 

赤・黄・緑のパプリカ、夏はキュウリを入れるなどその季節の野菜を使うことで

 

四季折々のピクルスを楽しむことができます。

 

根菜類を使うときは、下茹でしておくと味が染み込みやすくなります。

 

 

 

②ピクルス液を鍋でひと煮立ちさせて火を止め、その中に材料を入れる。

 

 

 

クミン、コリアンダーシードなどを加えると本格的な風味になります。

 

手に入らないときはなくても大丈夫です。

 

ピクルス液をひと煮立ちさせることで、酸っぱさは少し軽減されていますが、

 

苦手な方は様子をみながら作ってみてください。

 

 

 

③鍋で冷ましてから煮沸消毒した耐熱容器に移します。

 

冷蔵庫で1日くらい置いたら完成。

 

 

 

耐熱容器は必ず鍋などで煮沸消毒したものを使ってください。

 

出来上がったピクルスをまだ熱いうちに瓶へ移すと瓶が割れてしまう

 

可能性があるので必ず冷ましてから入れてください。

 

彩りを見ながら瓶に詰めていく作業も又楽しいものです。

 

 

冷蔵庫で一日置けば完成する手軽さで、お酢からはクエン酸、アミノ酸などが

 

吸収でき、野菜からは多くのミネラルを摂取できるので栄養成分に優れた食べ物です。

 

 

 

手作りピクルスの楽しみ方

 

手作りしたピクルスは冷蔵庫に保存して3日間くらい楽しめます。

 

そのまま食べてももちろん美味しいですが、サンドイッチやホットドックにはさんだり、

 

刻んで茹で卵と混ぜ、タルタルソースにして使うアレンジもできます。

 

色々と応用も出来るので、常備菜として、時間があるときに作り置きしておくと

 

おうち時間の献立の良い助っ人になってくれます。

 

 

今回は簡単にできるレシピをご紹介していますので、お料理初心者の方や男性の方も

 

おうち時間を楽しみながら是非お試しくださいね♪

 

 

 

そろそろ暖かくなってきましたがこの時期はまだまだ朝晩と昼間の寒暖差が

 

大きい日があります。

 

肌寒いときは無理をせず一枚羽織るなど気をつけながらお過ごしください。

 

 

今後も手軽にできるおうち時間の楽しみ方をお伝えしていきますのでお楽しみに!

和漢日和編集長    出田